2007-01-01から1年間の記事一覧

真に救済すべきなのは誰か

この社会において本当に救済が必要なのはむしろ、「頭のいい人間」「仕事のできる人間」「競争意識のつよい人間」の方ではないだろうか?

「やってみれば何とかなる」

やってみれば何とかなる、とよく言われる。実際に起こっていることは、「何とかなる」という言葉から連想されるような牧歌的な現象ではない。戦略の切り替え(「利益の最大化から被害の最小化へ」「複数目標の追求から単一目標の追求へ」など)、情報処理プ…

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自律する組織人―組織コミットメントとキャリア論からの展望作者: 鈴木竜太出版社/メーカー: 生産性出版発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る社会ネットワーク分析の発展作者: リントン・クラークフリーマン,L…

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ウィキノミクス作者: ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ,井口耕二出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/06/07メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 301回この商品を含むブログ (150件) を見るハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の…

ゲームのルールを変える

http://d.hatena.ne.jp/learningtoplay/20070706/1183729742 (1)武器を身につけて強くなる。(2)自分より弱い奴と戦う。(3)負け続ける。(4)ゲームから降りる。(5)別のゲームに参加する。(6)ゲームのルールを変える。 結局私の目的は「ゲー…

「弱者」の振る舞い方の可能性

(1)武器を身につけて強くなる。 (2)自分より弱い奴と戦う。 (3)負け続ける。 (4)ゲームから降りる。 (5)別のゲームに参加する。 (6)ゲームのルールを変える。

システムと忘却

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070705/1183635453システム批判もシステムの一部。 とはいえ、そもそも経済システムを何のために回すのか、という問いは残る。我々はX(=生活世界の充実とかなんとか)という目的を達成するために「経済システム」という手…

ロジック

ロジックは、適切に使えば我々が一般に想像している以上に有効な手段である。しかし同時に、ロジックは手段に過ぎない。誰が、なぜその手段を選択しているのかが問われる。 我々は、感情を押し通すためにロジックを使い、ロジックによる計算の結果特定の感情…

逆引き辞典

学ぶとは、自分を自分専用の逆引き辞典として使えるようにすること。

記述できなかったものは失われていく。 記述することによって失われていく。 問題は、欲しいものが何も無いということ。 他人の問題解決をすることで時間を稼ぐ。

生態系の多様性

で、こうなると問題になるのは個人の体験価値をどう推定するかってことで、それは心理学の領域になる。 まあでも実際にはそんなに簡単なものではなく、商品開発に落とし込むにはかなり話をはしょらないといけなくなるはず。 そこで怖いのが、個人の体験価値…

生態系

ちょっと別の話だが、「生態系」と言った時、その構成単位が何なのかよくわからない。「商品」「サービス」なのだろうか?そうすると同じ生態系でも消費者一人一人にとってその意味というか、認知が全然違ってしまう。 一番しっくり来るのは、ある一人の消費…

人生コンサルティング

結局こういうことを伝統的に(曲がりなりにも)やってきた職業って、「宗教家」なのではないかと思う。 ただしそれが現代においてどのように機能しているかは別問題で、ここはひとつ通常のビジネスの枠組みで考えてみることが生産的だろう。 しかし企業側、…

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070625/1182756505

外部性

リンク先内容とずれまくっていますが、思いつきのメモです。失礼。 環境問題などとの関連でずっと気になっているのが「外部性」をどう考えるかということ。 「価格情報」以外のコミュニケーション手段をどう運用するか? 外部を内部に組み入れる戦略的な営み…

http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070624/1182683220

初心者のための実践ジャズ理論作者: 野田正純,田中健次出版社/メーカー: サーベル社発売日: 1998/12/10メディア: 楽譜この商品を含むブログ (1件) を見るすいません。勉強不足です。練習不足です。実務で役立つプロジェクトマネジメント (PM magazine)作者: …

ドラマセラピーのプロセス・技法・上演―演じることから現実へ作者: ルネエムナー,Ren´ee Emunah,尾上明代出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2007/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る

Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選 (中公文庫)作者: レイモンドカーヴァー,Raymond Carver,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1997/10/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 585回この商品を含むブログ (115件) を見る「こういったこ…

そうだな、気持ちはよくわかるよ。 確かに一人でいるのはいいよね。 不幸っていうけど、幸せそうだよ。 たしかに病気は辛いけどさ。 でもなんていうか、人間の根っこの部分で幸せなんだと思うよ君は。 なんてことを言われても気分よくないだろうから言わない…

最近文章がどんどん書けなくなっている。 書きたいことがないわけではない、と思う。 しかし、いざ書こうとすると言葉がまったく出てこない。 無理矢理「何でもいいから書いて」みようとすると読み返すのもためらわれる程の不快な文章しか出てこない。 しか…

承認

承認へのニーズは主として2種類。(1)他者による承認 (2)システムによる承認その亜種として (3)「システムによって承認された他者」による承認 (4)他者による「システムによって承認された自分」の承認というものがある。

ゲームシナリオの書き方 基礎から学ぶキャラクター・構成・テキストの秘訣 (NEXT CREATOR)作者: 佐々木智広出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/09/21メディア: 単行本購入: 19人 クリック: 280回この商品を含むブログ (40件) を見るイ…

知識や技能の評価に比べて、態度・価値観や持続的行動の評価は極めて難しい。 価値観を直接問えば、「〜べきだと思います。」「〜が大切だと思います。」「〜しようと思います。」「努力します。」と誰でも答えるだろう。単に「問い」に対するその場限りの適…

CD付 初歩から学べる本物の響き 憧れのジャズピアニスト作者: 中島久恵出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社発売日: 2004/01/29メディア: 楽譜購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るこれはいい本。 がんばって練習します。

「自己規定」というコミュニケーション作法

「自分は○○な人間である」というタイプのコミュニケーションがある。 必ずしも自己観察がよくできているとか、自分を相対化できているというわけではない。 むしろ、「そのような自己規定と他人の目から見たイメージの食い違い」や「そのような自己規定的コ…

計算不可能性を設計する―ITアーキテクトの未来への挑戦 (That’s Japan)作者: 神成淳司,宮台真司出版社/メーカー: ウェイツ発売日: 2007/04/14メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 63回この商品を含むブログ (54件) を見るクリエイティブ・クラスの世紀作者:…

(昨日の続き)宮台氏の議論は、まず現状認識があって、その問題点の指摘、そしてそれに対する処方箋、という三部構成になっている。それに対して鈴木氏、堀内氏の反論は、処方箋によって起こりうる副作用に対する懸念を示すという形をとっている。あるいは…

幸福論―“共生”の不可能と不可避について (NHKブックス)作者: 宮台真司,鈴木弘輝,堀内進之介出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 43回この商品を含むブログ (64件) を見る 「主よ、変えられないものを受け…

その場所

その場所には実は何もないということにはとっくの昔に気づいていた。 しかし一方で、その場所から離れてみると、何やらその場所の記憶がたいそう意味ありげなものとして、折に触れて蘇ってくるものだ。 時々衝動的にその場所に戻って見たりもするが、当然の…