2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

消費戦略

経営戦略、商品開発戦略、販売戦略というのはあるが、なぜ消費戦略とか、もっと言えば生活戦略などという概念が無いのだろう。戦略を持って挑んでくる相手に、ノーアイディアで立ち向かって自律性を保てるわけがない。

マスメディアの振る舞いに問題があるとしても、彼らに力を与えているのは視聴者、国民だ。 とはいえ、国民が悪い、と言ったところで何の解決にもならない。 問題は、なぜ国民がマスメディアに力を与えているのか、ということだ。 要するにこの社会には、国民…

報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか作者: 堤未果出版社/メーカー: 海鳴社発売日: 2006/04/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (30件) を見る

インターネットはグローバルビレッジだと昔誰かが言っていました。 本当に、そうなってしまったのだなあと感じる、歴史的な出来事がありました。 今まではインターネットは社会の外部であり、社会は言わば挑戦の対象でした。 我々は外部の視点から少しずつ社…

最近の色々な経験について振り返ったり、http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20061018を読んだりするにつけ、つくづく思う。これからの社会に本当に必要な学問。 矢面学 何かの分野で矢面に立つと世間の期待が集中し、応えられないと一転ものすごい批判に遭う。ト…

この本は読み方を間違えると膨大な時間の無駄になってしまう。

作品として読んではいけない。原材料、鉱物資源として読むべきである。富の未来 上巻作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/08メディア: 単行本購入: 17人 クリック: 283回この商品を含むブログ (145件) を見る

間違いだらけの公務員制度改革―なぜ成果主義が貫けないのか作者: 中野雅至出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (2件) を見る富の未来 上巻作者: A.トフラー,H.トフラー,山岡洋…

私にできることが何かあるだろうか。 その人を救うために少しでも役に立つことを私ができるのなら、そうしたい。 けれども、私の成し得るほとんどすべてのことが、むしろその人を一層苦しめてしまう。 私の想像力では、そんなことしか思い浮かばない。 普段…

身のまわりで胸の痛む出来事が次々に起こる。 ちょっと待ってよ、まだ心臓止まって無いじゃん。 「死」などという言葉に、ここで出会うのか。

ルーマン

たぶん読めないだろうな。 前書きと後書きだけはなんとか。〈メディア〉の哲学 ルーマン社会システム論の射程と限界作者: 大黒岳彦出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2006/09/09メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (29件) を見る

ストロベリーショートケイクス

矢崎仁司の映画は、いつも「完了形」だ。 すでにもう、終わってしまったことを、後から振り返って描く。 映画なんてみなそうだろうとか、そういう話ではなくて、 物語の冒頭から、というより映画館のスクリーンに明滅する光が目に入って来た瞬間から、「全て…