「経験しなければわからない」ということは経験しなければわからない

「こういうことはやっぱり経験しなければわからないな」と心底思うことがあった。世の中に「経験しなければわからない」ことがあることはもちろん理解していたし、今回の件についても例外ではないだろうと思うくらいの認識はあった。しかし、「経験しなければわからないことがある」ということ自体も、経験しなければわからないのだ。もちろん、そのこと自体もまた、、、と無限の自己言及が続く。自分がかくのごとく絶望的に無知であるということが、逆説的に生きていく意味を生み出しているのだろう。